ホームページを作る前に整理すべきこと
ホームページを作る前に、まず整理してほしいことがあります。それはあなたの商品についてです。治療院の場合、この商品はほとんど方が施術になるでしょう。
あなたの商品(施術)は誰をどこに連れていくことができますか?
実はここが明確にわかっていて、かつそれをホームページ上で正しくアピールすることが、集客力のあるホームページの大切な要素になってきます。
抽象的すぎてわかりにくいと思いますので、例をあげて説明します。
あなたがお買い上げいただいた、このホームページ作成マニュアル。これは
【誰を】ホームページ作りたいと思っている。でも知識がない。業者に頼むにしてもどこに頼めばいいかわからないし、費用も高い。そう考えている治療院の経営者を
↓
【商品】ホームページ作成マニュアルで
↓
【どこに】業者に依頼するよりも安く、しかも集客力あるホームページを作成することができる状態に連れていくことができる
こんな感じで作りました。ここが明確になっていないボヤけたままの状態だと、読んだ人の心にはなかなか響きません。すなわち、それでは集客できません。
ターゲットは誰か?
まずは誰にお客さんになって欲しいのか?そしてその人はどんな状態にあるのか?
そこをよくリサーチして考えてください。
例えばあなたのメインターゲットが子育て中の主婦だとします。この人の1日はどんなふうに過ぎ去っていくのでしょうか?
朝6時起床。すでに肩がこっている。疲れも全然取れていない…
旦那さんの弁当と家族の朝食の準備中は肩だけでなく、足も冷えて辛い
7時半に旦那さんと2歳の息子を起こす。
朝食も息子の世話でろくに食べられない。肩だけでなくだんだん首までこってきた…
旦那さんを送り出した後は、洗濯と掃除。この頃には肩こりと首のこりからイライラとした気持ちになっている。子供が掃除のジャマをする。ついに本日1回目の爆発。息子に手をあげてしまった。自己嫌悪…
お昼はママ友とランチ。でも肩こりから気分が悪くてほとんど食べられない。
ランチの帰りにふとみかけた治療院の看板。
「ふ〜ん。こんなとこに治療院あるんだ。私の肩こりもなんとかなるのかな?でも子供いるし無理だなぁ・・・日曜日とかならなんとかいけるかな?でも日曜日はきっと休みだろうなぁ…」なんて思いながらそのまま通り過ぎる
夕飯の買出しにスーパーに行く。ついに頭まで痛くなってきた…
「頭まで痛くなってきた…薬飲みたいけど、妊娠中だし飲めないな…あぁ、最悪」
と、ここで肩こりと頭痛の辛さのイライラと息子のやんちゃが重なり、本日2回目の爆発。大きな声に息子にあたり、手もあげてしまう。またしても自己嫌悪
夕飯の準備中も頭痛は治らない。息子が泣いている。鳴き声が頭痛に響く。本日3回目の爆発。「あぁ、私ずぅっと怒ってばっかり。息子に申し訳ない…」
夕飯を済ませて息子をお風呂に入れる。「あぁ、お風呂ぐらいゆっくり入りたい…」
息子をねかしつけ、息子が散らかした部屋を片付け、夕飯の後片付けを終える。
「はぁ、やっと自分の時間が取れる。でも頭が痛くてなにもする気が起きないなぁ…」
と、ここで昼間に見た治療院のことを思い出す。そしてネットで検索
さて、どんなことが書いてあればこの人の心に響くでしょうか?
この人はどんな情報が知りたいと思っているでしょうか?
よくターゲットを絞れというと、「30代の主婦の方へ」とだけ書けばそれでいいと思っている方がいます。もちろんそれでも絞れているでしょうが、それは上辺だけなんです。
じゃあその30代の主婦は毎日どんな生活を送っているの?どんなことに悩んでいるの?どんなふうになりたいと思っているの?どんなものが欲しいの?
それらを真剣に考え、そして解決策を提示してあげることが、本当の意味でのターゲットを絞るということです。
あなたのターゲットはどんな人ですか?まずはここをしっかり考えてください。