他店との違いや特徴
他にもたくさんある競合店からあなたの治療院・サロンになぜ来なければならないのか。
ここを明確に伝えることができて、それに納得してくれた人は来店につながります。
圧倒的な違いや特徴があればそれを迷わずどんどん大きく書いてアピールしてください。
もしそういったものがあれば、それは集客に大きなプラスになります。
ただ、おそらくこれを読んでいるあなたは「そんなものない」と思っていませんか?
いーや、俺には圧倒的なものがある!って方はゴメンなさい。ここから先は読まずに、その圧倒的なものを存分にアピールしてください。
でも、そんなものないって方はもう少し読み進めてください。
よく、コンサルタントで、圧倒的な違いをウリにしてください。必ずありますから。なんて軽々しく言ったり、書いたりしているの見たことないですか?
僕は昔そんなコンサルタントに指導してもらっていました。
で、結局そんなもの見つけられなかった。
だから皆さんも心配しないでください。圧倒的ななにかなんて必要ありません。あればそれに越したことはないですよ。でも普通はそうそうあるわけないのです。
あなたは普段、お店にいくとき、圧倒的ななにかを求めていますか?
飲食店にいくとき、圧倒的な味を求めています?圧倒的な接客を求めています?
普通はそこまで求めていませんよね?リッツカールトンに行ってんじゃないんだから
つまりちょっと他より勝っていればいいのです。
もっと言えばちょっと他より勝っているように見えればいいのです。
実はこのそう見えればいいってのが大事なのです
多くの治療院・サロンでは自分の特徴やいいところをアピールしきれていません。
なぜなら自分にとってそれが当たり前だから。
【他店】スタッフがたくさんいるので落ち着かない
【当店】一人院なのでゆっくり落ち着いて受けられる
【他店】痛い部分を施術
【当店】体全体をみて施術
【他店】タオルを使いまわしている
【当店】毎回交換しているのでいつでも清潔
例えばこんな感じの当たり前のことばかりをいくつも並べていたとしても、やはり書いていると書いていないとでは違ってくるのです。
え、そうなの?他店はタオル使い回しなの?それは嫌だ、ここに行こう!
なんて人が1人でもいればそれで書く意味があります。
実はこういった違いや特徴というのは、多くの場合、見込み患者さんが自分の感情を正当化させるためのものになる場合が多いのです。
人は感情で行動します。まず行きたい!いいかも!という感情が起こる。そしてその後に読む違いや特徴を読んで、自分の感情に間違いはないと自分自身を納得させるのです。
だから圧倒的なものがないと思っても、とりあえず現時点で見つけられる違いや特徴を書いてください。それに反応してくれる人はいます。
まずは書いてアピールしてみないことにはなにも始まりません